ふざけてる訳ではなく本当に豆腐の感触が一番近いと思います。どちらかと言うと木綿豆腐だと思います。
脳室穿刺を行う際は針を両手で持ってゆっくり挿入していきます。この際、薬指や小指を患者さんの頭に置く（もしくは立てる）のがポイントです。これにより針を持つ手が安定し、急にズボッと針が深く刺さるリスクを減らせます。
脳室穿刺針を脳に刺してゆっくりと進めていくと、脳室内に針の先端が入ったときにフッと針先の抵抗がなくなります。ここで穿刺針の内筒だけを抜くと穿刺針の外筒を通して髄液が流出してきますので「脳室に入ったな」と確認することができます。髄液を流出させすぎると脳室が縮んでしまってシャントチューブが入りにくくなるので内筒はすぐにまた差し込みます。最後に脳室穿刺針を丸ごと抜くと同時にすぐにシャントチューブを脳室に挿入します。