ウチの医局のパソコンには何故か医者用の転職情報サイトがいっぱいブックマークされています。何でなんでしょうね。
しかも、結構な高待遇の求人がちょくちょくあります。実際はどうだか怪しい求人情報も多いですが、医局で嫌なことがあったときに見ると「いざとなれば何とでもなるしな…もうちょっとだけ頑張るか～」と少し心が落ち着きます。そういう目的でブックマークされてると信じたいです。
さて本題ですが、医学部や医科大学というところは必ずしも「医者になって人の命を救いたい！人の役に立ちたい！」という高潔な信念を持った人ばかりが入学するわけではありません。受験勉強が得意でがんばってるうちに何となく志望して合格しました、みたいなノリの人も結構多かったです。
しかし受験勉強の猛者ばかりが集結するわけですから、膨大な量の暗記が中心の大学の定期試験も全部突破するのが普通であり、成績はほぼ全て「優」とか「A」みたいな人もそこまで珍しくありません。中学～高校までのように、テストで良い点をとるだけでは周囲から「すげー！！」と評価されはしません。
しかも学生の中には、皆が苦労して入学した医学部も海外に出る前の腰掛け程度にしか考えていない人がいたり、学生の時から研究室に入り浸ってすごい研究業績をあげる人がいたりします。
「勉強できてチヤホヤされて頑張ってたら何となく医学部に入ってました」みたいな人が目標やモチベーションを失って落ちぶれていきやすい環境なのです。
長文になりましたが、次回はおっさんが語ります。全然4コマ漫画でなくなってしまいましたが読んでいただいてありがとうございます。
おしらせ
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