103 急性硬膜下血腫20 つっぱる

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2018年9月30日 4コマ目まで更新しました。

下の立場から「自分にオペさせてください」と申し出るのはなかなか勇気のいることです。

指導医の立場としても、つきっきりで手取り足取り指導しながら下の先生に執刀させる(「二人羽織状態」とか「ここ掘れワンワン状態」とか呼ばれます)のは疲れます。

下の先生を操って手術をさせつつ、難しそうな部分は指導医が代わりにやったりして、手術のクオリティは指導医がやった場合と同等に保たなければなりません。しかも何か問題があれば指導医が責任をとることになります。

こんな悪条件のなか、後進の育成のために手術の機会を下に与える指導医の先生方には頭が上がりません。

ただし、あまりに実力に見合わない手術は当然任せてもらえないでしょう。

さて今後の展開はー。

2018年10月6日 8コマ目まで更新しました。

こんなにツッパって大丈夫なのか!?続きます。

2018年10月14日 12コマ目まで更新しました。

4コマ中に書き忘れましたが、「手洗い」は手を消毒剤で洗い(もしくは手に消毒剤を擦り込み)、手を滅菌された状態にすることです。その後にガウンを着て手袋をして完全に滅菌済みの「清潔」な状態になることまで含めて「手洗いする」と呼んだりもします。

2018年10月19日 16コマ目まで更新しました。

出過ぎたマネをするとそれなりの代償が待っているものです。実際にオペの結果が悪かったためにしばらくオペをさせてもらえなくなるとか、同じ種類のオペはさせてもらえなくなるといったペナルティを受けるケースをしばしば見かけます。まあ当然の処置といえますが…。